反対方向から見た写真。

　胴体の治具です。左側が機首です。右側にファンユニットを取り付けて組み立てます。

　今年のお花見は、地元で三回もしました。上野や隅田川や飛鳥山の賑わいは有りませんが、田園風景や農村風景の中に咲く桜はまた格別です。電車に乗れば三十数分で秋葉につくという所とは思えない長閑さです。

　さて、花に浮かれて遅れていた治具がやっとできました。　主翼の治具です。取付角は 2.5°　上反角は 3°　ねじり下げは 3°です。

　ベテランの方には、治具など必要ないと言う方もいますが、老眼と手の震える今の私には、とても治具なしで正確に組立ることは出来ません。むかしソリッドモデルやゴム動力機を作っていた頃は治具やゲージなど無くても出来たのですが。

　ステータハブの後部にテールコーンを付け、後部ノズル（長さ約 30ｍｍ）を付けました。これでファンユニットは完成です。重量は 2.2ｇになりました。今回のファンはブレード枚数を 9枚にしました。たいした根拠はありませんが、ステータが 8枚ですから同時には重ならない事になり、音や振動に良い影響がありはしないかとの、かすかな期待です。ファンブレードどうしの重なりはそれほど大きくないので、効率にはそれほど悪影響はないだろうと勝手に判断しました。

　下の台は組立のとき、シャフトのでっぱりをよける為のものです。
　
　一息いれてから機体にかかりますが、それにはまず治具を作らなければなりません。
　その前にもう一回ぐらい、お花見をしようと思っています。すでに一度お花見をしましたが、こちらは東京より少し、桜は遅いようです。

　花に浮かれていて、だいぶ遅れてしまいましたが、ファン本体部分がやっと出来上がりました。この状態で1.9ｇぐらいです。この後ろに後部ノズルが付きますが、それもバルサ製で0.3ｇほど有ります。
　最も気にしていたチップクリアランスは設計では0.3ｍｍ程度をねらったのですが、なんとか0.4ｍｍ以下には収まったようです。