パイパー PA-22 飛行テストの結果は全く不安定でした。激しいダッチロールでまっすぐに飛びません。今まで低翼機が多かったので、ダッチロールを体験したのは初めてです。原因は簡単で、横安定が強すぎる事と、方向安定の不足です。対策は、上反角を減らして、垂直尾翼面積を増やせば良いのですが、いずれも改造するのは厄介ですから、とりあえず写真のようなフィンを胴体後部下につけました。プロペラ直径も140mmから120mmに直しました。なんとか飛行するようにはなりましたが、なんとも不細工ですから、思い切って新しく作り直し、ついでに軽量化も図ろうと思います。
上反角は3度から1度に変更し、垂直尾翼は12%(寸法比)拡大しました。垂直尾翼容積係数は約0.05ぐらいになります。もともと小さ過ぎたうえに胴体も短かったようです。