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Air Plane Gallery 9


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スピットファイアーMk.Vb

重量 15.2g

脚、プロペラは展示用

本機は主尾翼の取付角がやや不適で、スピナーに大量の錘を積むことになり飛行性能をかなり損なっています。

上反角は7度で飛行可能な範囲ですが、やや不足気味です。方向舵の調整が非常に敏感です。
機体の捩れや不釣合いによる単なる旋回癖なら、左右どちらかですから、調整は簡単なのですが、上反角不足による螺旋不安定は、どちらとも定まらないので、安定性を向上させない限り、飛行調整では直しようが有りません。前者はつりあいの問題、後者は安定性の問題でまったく別のものです。尾翼容積にしろ、上反角にしろ、設計の段階で決定しなければなりませんから、スチレンペーパーのように飛行現場で簡単に、切ったり貼ったり出来ないのが、スケール機の辛いところです。
最近、2分、3分と平気で飛ぶベテランの方々の機体を見ているせいか、30秒位の飛行では、かみさんからも「たいして飛ばないじゃないの」と言われる始末。昔はこれくらいでも、「飛んだ、飛んだ」と言ってもらえたのですが。